甲斐市の場合はどんなふうにはじまったのか、その経緯を書いてみますね。
ある日、山梨県立大学の前澤先生から電話。
うちのゼミで、まちミューガイドブックづくりを
やりたいんだけど、サポートしてくれますか?
もちろんオーケーですよ。
ということではじまったガイドブックづくり。
数人のゼミ生が集まりましたが、その中のお一人が
主婦学生の角田さんでした。
あとでわかったことですが、角田さんは20代は海外を転々とし、
やがてデザイン系の会社に就職し、デザイナーの勉強も。
結婚してからは地域の子どもたちやおとなのみなさんを対象に
英語教室を展開中で、加えてもっと勉強したいと
大学生になったという「つわもの」。
つなぐNPOが毎月開催している
まちミューフットパスにも、かわいいお嬢さんと参加してくださり、
卒論もフットパスの可能性についての研究だとか。
その角田さんに、フットパスの楽校甲斐市の
リーダーになってくれませんか、とお誘いしたわけです。
山本さん、私の主婦仲間に話したら
やりたい!という方が何人もいるんです!
元ツーリストの添乗員だった人もいて、
みんなで盛り上がっちゃって。
というわけで、第一回の楽校は敷島にあるココスで、
ついで第二回の楽校が信玄堤公園脇にある
青少年センターで開かれました。写真はそのときのみなさん。
いつかこの写真が、ああこのときがはじまりだったんだね、
とみんなで懐かしむ日がきますように。
甲斐市の場合は、甲斐市の観光課の皆さんや甲斐市商工会と
甲斐市ちいさな旅というフットパスシリーズが
すでに18回開催されているということもあり、
まちを挙げての取り組みをしてくださっています。
ガイドブックも今年度中に20種類完成します。
まちや商工会がバックアップしているフットパス活動は、
これまでもたくさんありましたが
ここまでしてくださるまちは甲斐市がはじめてでした。
今後は甲斐市の職員の皆さんもときには楽校の仲間に入ってくださり、彼女たちを温かく見守ってくださることに。
最高の関係ですね!
彼女たち主婦コンシエルジュさんたちが
どんな展開を果たすのかは、逐一紹介していきたいと思います。
めざすは、国民文化祭の年に、甲斐市ちいさな旅20コースを、
毎月2回ずつ実施する!
というもの。それまでに甲斐市楽校の受講生も、
さらに増えていることでしょう。
ところで受講内容ですが、
すでにできているガイドブックをテキストに
記事の読み合わせやコースの下見、コース内に住んでいる
いろいろな職種の皆さんとの交流、おいしいお店探しなど。
いずれはプチバイトにもなるはずのフットパスコンシエルジュの
活動は、最初から仕事として成立するようになることを目指しています。
各市町村に少なくとも1校ずつは楽校をつくる計画ですので
各地での活動を耳にしたら、ふるって参加してください。
また、自分一人なんだけどやってみたい!
という方がおられましたら
yamaiku@msi.biglobe.ne.jp
山本育夫宛メールください。相談にのりますよ。
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甲斐市青少年センター |