2014年8月14日木曜日

9月のまちミューフットパスラインアップ!

 猛暑の夏も過ぎて歩きやすい季節になるはず?笑 
9月のフットパス情報を紹介します。





2014年8月13日水曜日

ミュージアムとまちミューをセットに

ミュージアムは、地域が長い歳月守ってきたさまざまな「ものたち」を保管し研究し、時には展示したり教育したりする場であるけれど、そのミュージアムとセットにした「まちミューフットパス」運動を提案したいな。その「ものたち」のふるさとであり、そのふるさとを五感で体感するための装置として。

つまり、ミュージアムは「ものたち」を、止むを得ない理由によりまちの生態系の中から取り出し、収集してあつめた仮設の場でもある。そのやむを得なさを補完するシステムが必要なのではないか。たとえば、古道を歩いていてその道のたたずまいに圧倒されるというような出会いは、ミュージアム内では起こり得ない現象だ。

ミュージアムと、「まちミュー(まちはミュージアム)」という二つのミュージアムがセットになることで、初めて利用者は「ものたち」とのよりパーフェクトな出会いができるのではないか。ハンズ・オンミュージアム、まちに五感でふれられるミュージアム、それが「まちミュー」なんだと思う。

そう考えてみると、ミュージアムはまちのベースキャンプであり、フィールドセンターでもある印象を強めてもいい気がしてくる。そのときまちミューガイドブックやまちミューフットパスのシステムは、利用者が野に立つための、あるいは野で生きるための最初のレッスンの面影を帯びて見える。



2014年8月2日土曜日

日本まちミューフットパス宣言2014



「つなぐNPOが提唱するまちミューフットパスの定義とは?
まちは、縄文時代から平成の現在まで、その時々の住民たちにより守り育てられ、
歴史と文化と経済が培われてきた場所です。
そのまちをミュージアムと見立て、その景観をまち歩きを通して体感するための道、それをまちミューフットパスと位置づけます。
まちに一筆書きのコースを設定し、そのコースで体感できるさまざまな出会いを36ページのガイドブックに仕立て、そのガイドブック片手に定期的にまち歩きを実施し、その案内人であるコンシエルジュチームをつくります。」

長い間ぐずぐずと考えてきたのですが、ようやくこういう定義に届きました。やまなしフットパスリンクは、「日本まちミューフットパス」という名称に変更し、全国組織の運動体になります。まだ時間がかかりますが、5年くらいかけてじょじょにシフトしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。

現在、各楽校でガイドブックづくりやツアーを実施していただいているわけですが、
それ以外のエリアはつなぐNPOがツアーを企画し実施しています。
このつなぐの活動部分をじょじょに拡大していきたいと考えています。
ガイドブックづくりとツアーの実施に必要な人材を数人ずつ確保し
県内で作成するガイドブックや実施するツアーを
引き受けて行くというモデルをつくりたいわけです。

現状、ガイド役の人材は各地に豊富なのですが、
コンシエルジュチームづくりに
苦戦しています。そこでつなぐの新コンシエルジュが
県内各地にうかがい、地元のガイドやサポーターのみなさんと
ツアーを実施する、これなら実現性がましますよね。

また、つなぐコンシエルジュチームは、今後は
県内外の各地におもむいてまちミューフットパスの運動を
普及させる仕事も担っていただきたいと考えています。

というわけで、つなぐコンシエルジュチームの
人材を確保していかなければなりません。
片手間ではできないので、それなりの覚悟が必要になります。
もちろんそれなりに収入は増えると思います。
自選他薦問わず、関心のある方はご相談ください。

来年以降、取り組む予定の事業
・南プス景観フットパス事業 5年計画
・清里萌木の村フットパス事業5年計画
・山梨学院大学古道プロジェクト5年計画
・東京都美術館上野の森・谷根千フットパスプロジェクト5年計画
・日本まちミューフットパス全国大会

暑い日々が続きます。
お身体ご自愛ください。
そして
フットパスだより秋号のツアー情報の準備を
よろしくお願いします。
(^O^)
8月中に、10ー11ー12月に実施するのツアー情報です。


山本育夫